日本糖尿病協会

小児糖尿病キャンプ詳細

新潟小児糖尿病キャンプ

Last Update:2016年3月1日

 皆さま、こんにちは。これから新潟小児糖尿病キャンプの紹介をさせていただきます。わたしたちのキャンプは2016年で35回目。例年25~30人のキャンパーが参加し、ポストキャンパーも10人ほどが手伝ってくれます。日程は3泊4日、近年は「五頭連峰少年自然の家(阿賀野市)」で開催しています。ここでは野外炊飯やキャンプファイアに加えて「沢登り(渓流を遡行〈そこう〉する登山)」を体験できます。暑い季節にはピッタリのスポーツですが、長時間水に濡れての野外活動であり、血糖測定や補食に制限を伴うため、工夫が必要となります。運動の際の対応だけではなく、災害時など限られた条件下での身の守り方を体得することができます。
 わたしたちは、キャンプは参加者全ての学びの場であるとして、「まず試し、一緒に考える」姿勢を大切にしています。また、キャンプは「生涯の友をつくる出会いの場」でもあります。将来、子どもたちが自身の人生を自分らしく生きる、その一助となれるキャンプを目指しています。

ペガサスの会/新潟大学医歯学総合病院小児科
小川洋平(おがわようへい)

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