日本糖尿病協会

患者さんへ

被災地での運動

Last Update:2017年1月12日

避難所生活が長引くと、体を動かすことがたいへんになってくると思います。しかし、血糖コントロールを保つためには、少しでも運動をすることがとても大切です。

(1)避難所では地べたに座ることが多く、精神的ストレスが多い、そして寝不足が予想されます。そのような状態は脊柱を屈曲させ続け、腰痛の原因(腰椎のフラット化や屈曲化)や肩こり(肩甲骨の下方回旋や外転など)が起こります。

(2)肋間筋の短縮や横隔膜の活動が少ないことから、酸素の摂取不足(通常より)から、脳の活動制限、そして血中の二酸化炭素が増えるため、血液がアルカリ寄りになります。ですので、大きく、深呼吸、しかもろっ骨を大きく動かし息を吸い、おなかを動かす(1部の腹筋群:腹横筋、内・外腹斜筋の活動を刺激し、腰椎安定のためでにもなる)ように息を吐く、深呼吸も必要になると考えられます。

そこで、次のような軽いストレッチを行ってみてください。

※クリックでPDFファイルを表示します。

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株式会社CODE7 桑原匠司
日本糖尿病協会

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