日本糖尿病協会

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日本糖尿病協会賞受賞者

Last Update:2017年1月12日

平成28年度日本糖尿病協会賞受賞者

日本糖尿病協会では、毎年、協会活動を通じて日本の糖尿病対策に貢献された方々を表彰しています。
平成28年度の日本糖尿病協会賞受賞者をご紹介いたします

集合写真

アレテウス賞

日本の糖尿病対策に多大な役割を果たすとともに、日本糖尿病協会事業の推進に著名な貢献がある患者、または国内外における糖尿病医療への学術的貢献が顕著であり、かつ教育や患者会活動を通じた糖尿病治療や療養指導への貢献が著しい医療従事者へ贈られる賞

内潟 安子(うちがたやすこ)氏
内潟 安子(うちがたやすこ)氏
〈東京女子医科大学糖尿病センター/医師〉

 

内潟安子先生は、小児・若年1型糖尿病の治療から予防まで幅広い分野で活躍され、多くの患者さんと医療者から信頼を得ています。
日本糖尿病協会本部では小児糖尿病対策委員、療養指導委員、「さかえ」編集委員を歴任し、現在はインスリン治療を行う患者さんとそれに関わる医療者の教育やサポートを担当するインスリンケアサポート委員会で委員長を務めています。インスリンケアサポート委員会では、患者さんの危機管理能力の向上に重点的に取り組み、「防災意識啓発ミニチラシ」の配布事業、防災グッズの配布、運転時の低血糖予防を啓発するカードの制作など、優れたアイディアを次々と打ち出して、糖尿病患者さんの療養支援という当協会の目的を果たしています。

パラメデス賞

原則50歳未満の比較的若手で日本糖尿病協会事業を積極的に推進している患者を表彰

南 昌江(みなみまさえ)氏
南 昌江(みなみまさえ)氏
〈南昌江内科クリニック/医師〉

 

南氏は、14歳で1型糖尿病を発症しましたが、糖尿病患者としての経験をばねに医師になり、さらに「一生通院が必要な病気だからこそ、病院や病気とうまく付き合いながら充実した人生を送ってほしい」との思いから、弱冠35歳で開業。糖尿病治療の基本となる食事と運動の指導に力を入れ、管理栄養士や健康運動指導士とチームを組み、4歳から90歳までの幅広い年代の患者さんの療養指導に当たっています。
さらに南氏は、自身のフルマラソン完走を契機に、患者さん主体のマラソンチーム「Team Diabetes Japan」を設立し、日本糖尿病協会の啓発活動の一翼を担っています。南氏が「TDJ」創設にあたり標榜した「糖尿病があっても何でもできる。No Limit!」のスローガンは、患者に勇気を与え、社会に対して正しい理解を促す素晴らしいメッセージとなっています。

ウイリアム・カレン賞

原則50歳未満の比較的若手で日本糖尿病協会事業を積極的に推進している医療従事者を表彰

赤司 朋之(あかしともゆき)氏
赤司 朋之(あかしともゆき)氏
〈嶋田病院/医師〉

赤司氏は、福岡県小郡市の嶋田病院で内科部長として糖尿病診療の先頭に立つ傍ら、診療計画表の地域での活用や医療と介護の連携強化を図るなど、地域医療の質の向上に取り組んでいます。特にコーディネート看護師による地域連携と技術移転はメディカルスタッフの活動の場を地域に広げました。医科歯科連携では、小郡市歯科医師会とともに糖尿病患者の歯科受診を促すためのポスターや連携手帳用の歯科受診記録シールなど、アイディアあふれる資材を制作し、小郡市を全国的にみても医科歯科連携の先進地域に発展させました。
日本糖尿病協会では、糖尿病連携手帳の編集委員として第3版の大規模改訂に携わり、地域連携の視点から、必要な情報が一目でわかる、患者さんや医療者に使いやすい手帳の誕生に尽力しました。

功労賞

日本糖尿病協会事業の推進、地域組織の強化、会員増強など長年にわたり多大な功績を残した患者・医療従事者を表彰

古田恒雄(ふるたつねお)氏
古田恒雄(ふるたつねお)氏

 

古田氏は、平成18年に日本糖尿病協会熊本県支部長(現熊本県糖尿病協会)に就任、糖尿病の予防・治療・ 療養の大切さを訴えるため、熊本県、県医師会、日本糖尿病学会九州支部熊本、日糖協熊本県支部の4団体で組織した、糖尿病対策推進会議のもとで、糖尿病専門医と開業医の連携強化を図るとともに療養指導医の研修会や保健師の研修会などの取り組みにリーダーシップを発揮され、同会議の発展に貢献しました。
また、日糖協九州地域連絡協議会の会長として、機関誌「弥生」の発行をはじめ日本糖尿病学会九州支部との連携事業「市民公開講座」に積極的に取り組むほか、九州・沖縄8県の日糖協県支部の意見調整など東奔西走し、課題解決に努めました。日本糖尿病協会の公益社団法人移行後も、九州ブロック会議の会長および日糖協理事として活躍しました。

立川倶子賞

日本糖尿病協会の会員として、日糖協本部または都道府県糖尿病協会において糖尿病の啓発、療養支援、友の会活動などにしなやかな力を発揮する女性を表彰

中村慶子(なかむらけいこ)氏
中村慶子(なかむらけいこ)氏
〈横浜創英大学大学院/看護師〉

 

中村氏は、愛媛大学が運営する小児糖尿病サマーキャンプに昭和55年から現在まで、30数年に亘り取組み、患児の教育に尽力しています。平成20年に就任した日糖協小児糖尿病対策委員会 (インスリンケアサポート委員会の前身)委員長時代には、全国のキャンプの一定の質の担保と安全なキャンプの運営を目指し、「サマーキャンプスタッフマニュアル」や「安全で効果的なキャンプ運営のための基準」を作成しました。
また、平成14年の愛媛糖尿病療養指導士制度(ECDE)の立ち上げから関わり、現在も研修委員長などを担当しています。同制度は、地域に密着したチーム医療の活性化や患者支援で核となる人材の育成を目的としており、愛媛大学で40年にわたり教育者として後進の育成に尽力してきた中村氏は、ECDE活動においても中心的な役割を果たしています。

JADEC Award for Excellent Diabetes Educator
日本糖尿病協会 療養指導士賞

平成28年度から、糖尿病療養指導の発展に尽力している医療者(コメディカルスタッフ)を職種別に表彰する療養指導士賞が新設されました。受賞者は、次の方々です。

看護師部門

任 和子(にんかずこ)氏 〈京都大学大学院〉

栄養士部門

岡井 明美(おかいあけみ)氏 〈国保日高総合病院〉

薬剤師部門

厚田 幸一郎(あつだこういちろう)氏 〈北里大学病院〉

理学療法士部門

石黒 友康 (いしぐろともやす)氏 〈健康科学大学〉

臨床検査技師部門

該当者なし

「アレテウス賞」「パラメデス賞」「ウイリアム・カレン賞」「立川倶子賞」「療養指導士賞(各部門)」は、7月23日(土)第4回日本糖尿病療養指導士学術集会で表彰式を行いました。

受賞者のインタビューの模様はこちらでご覧ください。

小児糖尿病関連賞受賞者はこちら

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