日本糖尿病協会

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CDEネットワーク

Last Update:2016年5月13日

CDEネットワーク

日本糖尿病協会は、事業目的に「糖尿病予防と療養についての知識普及」「患者・家族等への療養支援」を掲げ、日々様々な活動を全国で展開しています。こうした目的を実現するには、療養指導に携わる専門コメディカルに一人でも多く参加していただくことが大切です。日糖協は、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)、地域糖尿病療養指導士(CDEL)等の療養指導士の皆さんが、持てる力を十分に発揮できるよう、日本糖尿病療養指導士認定機構および地域糖尿病療養指導士団体と協力しながら、様々な側面からの支援を行う計画です。 そのプラットフォームとして、療養指導者の研修や相互交流の機会を提供する枠組み「CDEネットワーク」の運用を開始します。

CDEネットワークのコンセプト

 CDEネットワークは、糖尿病の療養指導に携わりたいという意欲を持つ皆さんをサポートすることをコンセプトにしています。CDEL認定団体の支援を通じて、そうした人たちに療養指導の現場で活躍するチャンスを得ていただく。または、療養指導に関心のある人に「療養指導の最低ライン」や「チーム医療における指導の共通言語」を獲得して、療養指導に参加していただく。そうした手助けをすることが目標です。  また、CDELを「将来CDEJを目指す人」「CDEJを補完する人」と位置付け、より高い療養指導スキルを求められるCDEJへのステップアップを目指す人の環境整備にも貢献します。

CDEネットワークの事業

 CDEネットワークは、全国で設立が進んでいる地域糖尿病療養指導士(CDEL)への活動支援を大きな目的にしています。CDELは、糖尿病の地域医療において重要な役割を果たす存在として、今後の活躍が期待されています。しかし、各地に存在するCDELの認定組織は、それぞれの地域の特性を生かした組織作りと独自の認定制度を実施しているため、資格保有者の質が一定であるとは言い難い側面もあります。 そこで、CDEネットワークでは以下の事業を展開することで、CDEL組織の運営を支援するとともに、日本全国の療養指導者の基礎力作りに役立ちたいと考えています。

CDEL認定・更新試験の提供

  • すでに先行して活動しているCDEL組織の協力を得て、各団体が作成した試験問題をCDEネットワークで集約
  • 問題は、必要に応じて既存の団体、新規に立ち上げる団体に提供

CDELのスキルアップの機会の提供

  • 療養指導者向け雑誌「DM Ensemble」の発行、療養指導の新しいツール「糖尿病カンバセーション・マップ」のファシリテーター育成事業、フットケア講習会、運動療法講習会などを実施

地域医療との連携強化

  • ネットワーク参加者の情報を日本糖尿病協会が適切に管理し、必要に応じて人材情報を提供する。これにより、地域医療におけるCDE活用の場を拡げ、糖尿病診療の重層化を図る

参加者相互の情報共有

  • CDEJ資格取得者、CDEL資格取得者、およびCDEL認定組織間がネットワークの中でゆるやかに連携することにより、より緊密な情報交換を目指す。

新設、既設団体への補助金支出

  • 新設、既設を問わず、一定の要件を満たす団体に対して、規定に基づき補助金を支出

CDEネットワークにおけるCDEJの役割

 CDEJは糖尿病療養指導において豊富な知識と経験を有する存在として、CDEネットワークの中でリーダー的な役割を想定しています。CDEL団体の講習会で講師役を務めたり、運営のお手伝いをいただくことなどを通じて、日本の療養指導現場全体の底上げに貢献していただくことを期待しています。

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