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糖尿病の合併症

Last Update:2017年1月12日

糖尿病の合併症

糖尿病の合併症 合併症を発症すると治療が大変困難です。普段からしっかり血糖値をコントロールして合併症を予防しましょう。

 

網膜症

網膜症 高血糖が続くと網膜の毛細血管に障害が起きます。進行すれば失明の原因になります。末期になるまで自覚症状はほとんどありませんから、定期的な眼底検査がとても重要です。

網膜症を防ぐには・・・

  • 眼科で定期的な眼底検査を受けましょう。
  • 良好な血糖コントロールを保ちましょう。


 

神経障害

高血糖が続くと神経の働きが障害され、主に下の表のような障害が発生します。

抹消神経障害 足のしびれ、冷え、つり
自立神経障害 立ちくらみ、排尿障害、便秘、下痢、勃起障害
足部 足の感覚低下、足潰瘍、足壊疽

足壊疽を防ぐには・・・

  • 自分の足(指の間や足底)を観察しましょう。見えないところは鏡を使用したり、家族にも手伝ってもらいましょう。
  • 遠慮なく医師や看護師に見せてください。


 

腎症

高血糖が続くと糸球体に障害が起きます。初期には尿アルブミンが、障害が進むにつれ尿蛋白が増加します。新規に人工透析を始める人の約半数は糖尿病腎症が原因です。

腎症

腎症を防ぐには・・・

  • 良好な血糖コントロールを保ちましょう。
  • 血圧は130/80mmHg未満(家庭血圧では125/75mmHg未満)に維持しましょう。


 

動脈硬化

動脈硬化 高血糖が続くと動脈硬化が進み、脳梗塞などの原因になります。高血圧や脂質異常症、肥満、喫煙も動脈硬化を進めます。

動脈硬化を防ぐには・・・

  • 良好な血糖コントロールを保ちましょう。
  • 高血圧や脂質異常症、肥満に注意しましょう。
  • 禁煙に努めましょう。


 

歯周病

歯周病 高血糖が続くと歯周組織の血管がもろくなります。これを放置すると歯周病が進行しやすく、歯を支えている骨(歯槽骨)がなくなり、歯を失う原因となります。

歯周病の症状

  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきが腫れる
  • 歯がぐらぐらする

歯周病を防ぐには・・・

  • 歯科医院で定期的な検査を受けましょう。
  • プラークや歯石除去は歯周病の予防に役立ちます。
  • 家庭での歯磨き励行と生活習慣の改善が大切です。

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