単行本「糖尿病 こころの絵物語」
絵:増田さゆり
文:瀧井正人
編集:(社)日本糖尿病協会
ISBN:978-4-7887-0966-9 C0095 \1600E
定価:1600円+税
発売:時事通信社
発行:時事通信出版局 ( 出版社からのご案内 )
<ニュース>
単行本「糖尿病 こころの絵物語」が出版されました!
「さかえ」に07年1月号から08年2月号まで連載されていた「糖尿病絵物語」(絵:増田さゆり、文:瀧井正人)が加筆されて、新たに単行本「糖尿病 こころの絵物語」として時事通信社から出版されました。
<紹介>
15歳で1型糖尿病を発症し、病気を受け入れられず苦しみ、摂食障害をも引き起こした少女が、心療内科で治療を受けて立ち直っていくこころの物語。
「かつての自分のように苦しんでいる人たちに、少しでも何かを伝えたい」という絵を描いた増田さゆりさんの強い思いがこの本の原動力となっています。文は心療内科での担当医・瀧井正人先生。優しい眼差しで解説しています。また、元朝日新聞論説委員の轡田隆史氏に「推薦のことば」をいただきました。
1型の患者さんにはもちろん、悩みを抱えて生きる多くの人たちにも「勇気をもって生きるために」ぜひ読んでいただきたい1冊です。
医師のやさしい誠実な眼差しも、ともに悩んだ母のこころも、爽やかにうつしだした素敵な絵本は、「1型」の患者さんだけでなく、ぼくみたいな「人生の患者」をも、ゆったりと包み込んでくれるのです。
(轡田隆史「推薦のことば」より)
目次
- 推薦のことば 「心のはたらき」の写生(轡田隆史)
- まえがき
- 1 糖尿病と言われて
- 2 食べすぎじゃないのに
- 3 過食のはじまり
- 4 糖尿病のことすべてが嫌になった
- 5 困った顔
- 6 心療内科にやってきた
- 7 先生と一緒に考えた
- 8 糖尿病という重荷を下ろして
- おわりに