インスリンケアQ&A
糖尿病治療でインスリン注射を行っている皆さんの様々な疑問にお答えします。
1型糖尿病やインスリンについての情報は、こちらのHPもご参照ください
ノボ ノルディスク ファーマ : 【糖尿病サイト】糖尿病について徹底解説
グルカゴン点鼻薬の幼稚園・保育園・学校での使用
2024年1月25日付で、こども家庭庁・文部科学省(以下、当局)より各県教育委員会・保育施設・学校関連等宛に「学校等における重症の低血糖発作時のグルカゴン点鼻粉末剤(バクスミー®) 投与について」が通達されました。
本通達に伴い家族以外にも園・学校関係者によるグルカゴン点鼻粉末剤の使用が可能となりました。
それに伴い、学校等で使用する際のマニュアルや、学校等におけるグルカゴン点鼻薬投与に関する依頼文書の書式を作成し下記ページで公開しています。
インスリン注射をされている方への啓発資材
インスリン自己注射ガイド
糖尿病治療でインスリン自己注射を行なう皆さんに、正しい方法で注射を打っていただくための手引きを作成しました。
どなたでもファイルをダウンロードしてお使いいただけますので、ぜひお手元に置いて折に触れてご確認ください。 医療機関で印刷して、活用いただくことも可能です。
「災害時1,2,3」シート
JADECは、糖尿病患者さんに日頃から災害への備えをしていただくために、「災害時1,2,3」シートを作成し、配布しています。
「災害時1,2,3」シートは、大きな災害が発生して「いざ避難」となったときに、糖尿病患者さんなら最低限これだけは持って避難してほしい、というものだけを記載した、シンプルなシートです。
もちろん、非常食や懐中電灯、ラジオなどの避難用品を整えることも大切ですが、ここに書かれているものを持って逃げれば、糖尿病患者さんは、災害救助が及ばない最初の数日間を自分でしのぐことができます。
どうか、このシートを部屋の見やすい場所に置き、災害時にご自分で自分の身を守る備えをしてください。
※シートの入手を希望する医療機関は、事務局までお電話ください。(03-3514-1721)
防災意識啓発ミニチラシ

JADECでは、災害発生時に糖尿病患者さんが自らの身を守ることができるよう、特に生命の維持にインスリン注射を必要とする患者さんの教育に重点を置き、喫緊の様々な対策を検討しています。
その対策のひとつとして、災害拠点病院等の連絡先を記載した「防災意識啓発ミニチラシ」を作成して、保険調剤薬局の協力のもと、インスリン処方を受けた患者さんの薬袋に入れる事業を進めています。
これは災害時、患者さんが受診可能な医療機関情報へのアクセス方法の周知と、災害に備えて患者さん自身がインスリンを分散保管することを啓発する目的を持つものです。
インスリンメンター制度
JADECでは、“患者さんによる患者さんサポート”をコンセプトとするインスリンメンター制度を立ち上げて、2015年から活動しています。
小児糖尿病サマーキャンプ、ヤングの会などから育った若手の1型糖尿病の患者さんや、長年インスリン治療を行う2型糖尿病の患者さんが、インスリンメンターとして小児糖尿病キャンプや友の会、糖尿病に関する講演会などにお伺いし、自らの体験に基づき、患者さんへのアドバイスや支援を行います。
くわしくは下記をご覧ください。
ペイシェントサポート委員会とは
近年は成人後発症の1型糖尿病や2型糖尿病でインスリン治療を行う患者さんが増加しています。この現状に対応するため、小児、ヤング、壮年、高齢者まで、すべての世代を対象とするインスリン治療教育と啓発の必要性が高まり、あらゆる世代の1型糖尿病およびインスリン治療中の患者さんが持つ様々なニーズを扱うために、ペイシェントサポート委員会は誕生しました。
事業目標
- 日常生活でのインスリン療養から、震災など非常時のリスクマネジメントまで、様々な状況下でのインスリン治療に対する教育を行う。
- 急性期だけの使用から1型糖尿病治療のような慢性使用まで幅広く使用されるインスリン治療の知識、教育へのサポートを行う。
- 上記患者さんに関わるメディカル、コメディカル(CDEJ、LCDE)の教育支援を行う。
委員会委員
委員長 | 内潟 安子 |
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委員 | 中村 慶子 |
委員 | 坂本 辰蔵 |
委員 | 藤本 新平 |
委員 | 山本 真吾 |
委員 | 平井 洋生 |
委員 | 楢崎 晃史 |
委員 | 廣田 勇士 |
委員 | 小川 洋平 |
委員 | 三浦 順之助 |
委員 | 加藤 康男 |
委員 | 山﨑 陽 |
委員 | 今村 誠 |
委員 | 及川 洋一 |
委員 | 表 孝徳 |
委員 | 高田 浩史 |
委員 | 平山 大徹 |
委員 | 松村 憲享 |