日本糖尿病協会

日糖協について

理事長ごあいさつ

Last Update:2022年9月28日
清野 裕

公益社団法人 日本糖尿病協会
理事長 清野 裕

関西電力病院 総長
関西電力医学研究所 所長
京都大学名誉教授
アジア糖尿病学会(AASD)理事長

日本糖尿病協会は、糖尿病がある人、医師・歯科医師、メディカルスタッフ、市民・企業・行政などで組織されている公益社団法人です。広く国民の健康増進に寄与することを理念に、糖尿病に関する正しい知識の普及啓発活動と合併症などの予防対策に力を注いでいます。

日本の糖尿病者数は増加の一途をたどっており、糖尿病がある人とその予備群は、およそ2000万人にまで達しています。また、世界的に見ても激増しており、2006年には国連が毎年11月14日を「世界糖尿病デー」と公式に認定し、世界が一致団結して糖尿病の予防と克服に向けて闘うことを呼びかけました。糖尿病で苦しむ人を支援し、糖尿病の増加を食い止める。糖尿病治療先進国の団体として、世界に貢献する。当協会が果たすべき役割と使命は、ますます大きくなっています。

日本糖尿病協会の活動は、大きく3つに分かれています。

一つ目は「糖尿病についての正しい知識の普及啓発」。糖尿病の発症や重症化防ぐために、さまざまな形で広く一般に啓発活動をしています。さらに、医療スタッフに向けた情報発信や資格制度などの整備により糖尿病治療の質の確保をはかり、糖尿病がある人がどこでも安心して治療を受けられる体制作りを目指しています。そして、治療に役立つオリジナルグッズの制作・発行や、仲間同士でともに糖尿病と向き合うための活動を行う友の会や、糖尿病がある子供たちを対象としたサマーキャンプの支援を行っています。

二つ目は「国民の糖尿病予防と健康増進のための調査研究」。糖尿病がある人や医療スタッフヘのアンケート調査や、糖尿病治療薬の使用実態研究などを全国規模で実施し、りよい医療を提供するための基盤づくりを行っています。

三つ目は「国際糖尿病連合の一員としての国際交流」。日本だけにとどまらず、各国の団体と協調し世界規模での糖尿病対策に取り組んでいます。

糖尿病がある人が糖尿病がない人と変わらない生活ができるように何ができるのか。糖尿病に対する社会的偏見を払拭するためのアドボカシー活動をはじめ、常に一歩先を見据えて、皆さんと一緒に糖尿病の克服という課題に立ち向かっていきたいと考えています。ぜひ日本糖尿病協会に入会して、私たちの活動に力をお貸しください。

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