日本糖尿病協会

小児糖尿病キャンプ詳細

信州ぶらんこの会サマーキャンプ

Last Update:2018年2月15日

信州ぶらんこの会は、看護学生が卒業研究で1型糖尿病の子どもの療養生活を知り、家族会とプレキャンプを始めたことがスタートです。会の名前には、「ぶらんこは自分でこぎ続ける限り動き続ける」ということから、“糖尿病の療養も自分の努力を続ければ自分らしい生活ができる”という意味が込められています。サマーキャンプは2017年で第35回を迎え、現在は3泊4日で実施しており、17人が参加しました。開催日近くになるとどこからともなくOB・OGから協力の連絡があり、子ども連れでキャンプに遊びに来てくれるのも、うれしいことです。
第35回のキャンプでは災害対応のシミュレーションを行い、知らない人に自分の病気やインスリンのことを真剣に話す子どもたちの姿が見られました。キャンパーのみの参加なので、初めは不安そうですが、最終日には成長した姿が見られ、多くのスタッフはそんな子どもたちに会うことを楽しみに、毎年参加しています。利用していた施設の閉鎖に伴い、次回の施設探しが大きな課題です。

信州大学医学部保健学科
信州ぶらんこの会事務局
栁澤節子

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