日本糖尿病協会

小児糖尿病キャンプ詳細

つぼみの会サマーキャンプ

Last Update:2017年2月15日

1963年に丸山博先生が8人の児童を千葉県勝山海岸に連れて行き、療養指導を行ったのが、わが国でのサマーキャンプの始まりでした。この時の保護者が世話役となって当会が発足し、2016年で53年目を迎えました。
81年には、キャンプ場の理想郷への思いを温めていた丸山先生が私財を投じ、福島県伊達郡霊山町(現在の伊達市)に国内で唯一の診療棟を併設したキャンプ場、霊山トレーニングセンターを開設しました。当会はこのキャンプ場を専用の施設として30年間利用してきましたが、東京電力福島第一原発事故の影響で利用を見合わせ、現在は御殿場市にある施設で、3泊4日のキャンプを2回に分けて実施しています。当初から栄養士、栄養学生による食材の調達、献立の作成、自炊を続け、調理実習などを通した子どもたちの食育にも力を入れています。キャンプの一番の目的は、子どもたちが交流することだと考えています。わたしたちは、毎年みんなが心待ちにしているキャンプを、より楽しいものにするよう努めています。

つぼみの会代表
神嶋 威

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