日本糖尿病協会

TDJ活動レポート

2010・10・17荒川タートルマラソン 2010年10月17日

Last Update:2010年10月1日

TDJ活動レポート 2010年10月

2010・10・17荒川タートルマラソン 2010年10月17日

2010・10・17荒川タートルマラソン

2010・10・17荒川タートルマラソン 秋晴れの荒川沿いを走るマラソンは、今回で2度目の参加でした。バリアフリーなので競い合いの要素がないので気楽に参加できました。昨年は乳癌の手術から間がなかったので、5キロウォークに参加しましたが今年は充分なトレーニング期間があったので、10キロウォークに参加しました。昨年より速度を上げて時速8,5キロ弱で10キロを完歩男女合わせて11位という記録も、今後の励みになります。

2010・10・17荒川タートルマラソン メイン会場の中心的な場所にテントがあるので、着替えも休憩も荷物の管理も安心で……更に医師、看護師が一緒なので余裕を持って楽しめました。思い返せば糖尿病だと判明したころは買い物に出ただけで足がつり、運動しなくちゃと焦っても既にまともな運動が出来ない状態でした。ジムに通い始めた頃は、マシンで10分ほど歩いただけで息切れしました。でも、だんだん長く歩けるようになり心肺機能が上がりました。速度を上げ、傾斜をつけたりして毎日10キロ歩けるようになりました。更にストレッチのおかげで乳癌の手術で上がらなくなっていた腕も次第に上がるようになって、ジムの効果は絶大です。

2010・10・17荒川タートルマラソン もし糖尿病になっていなかったら、むしろ今より不健康な生活をして他の病気が密かに進行していたに違いありません。病気を「災難・不運」と思って暗くなってストレスを溜めるより積極的に病と向き合って、より良い生活をする方がこれからの人生がもっと輝く気がします。食べたいものを食べたいからその分運動をしているだけ、明日も気分良く生活したいからジム通いを優先するだけ、出来るだけ子供たちの世話にならず自分の人生を全うしたいので、きちんと治療してインスリンとも仲良くお付き合いするだけ…実に簡単な事です。
 まだ積極的に運動出来ない人がいらっしゃったら、是非ご一緒にウォークの目標を掲げてみませんか?ウォークは誰でも1歳からやってきた歩くだけの事ですから、みんなで歩けば簡単に目標達成出来ますし、楽しいです。更に年に一度でも大会に出るという目標を設定すれば日々の運動が定着します。

2010・10・17荒川タートルマラソン 生きる為に必死で頑張ると言うよりも、より楽しい人生を送る為に運動自体を楽しむのはいかがでしょう。汲々として食事制限をしたり、あれもこれも出来ないと糖尿病になったことで色々な事を諦めるのは勿体ないと思うのです。病気を得た事によって人生の幅が広がりました。来年もこの「タートルマラソン」と「乳がん撲滅ピンクリボンウォーク」の二大会に出場できるように日々のジム通いを生活の最優先にして楽しみたいと思っています。


あらいクリニックの積極的な啓蒙に感謝して~  矢島 真砂子

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