日本糖尿病協会

TDJ活動レポート

2年連続完走!東京マラソン2014  2月23日(日)

Last Update:2014年2月1日

TDJ活動レポート 2014年02月

2年連続完走!東京マラソン2014  2月23日(日)

・昨年の東京マラソン2013の壮行会での事。TDJメンバーの1人が自己紹介で「2年連続です」と言うのを聞いて「おぉ~すごい!」と他人事のように聞いていました。そして今年。東京マラソン2014の壮行会で、まさか自分が同じ言葉を発する事になるとは…。幸運にも2年連続で東京マラソンを走る事になり、正直こればかりは運だなぁと思いました。今回のゼッケンナンバーは「44344」だったので、目標タイムを「4時間43分44秒」にしました。去年のタイムより1時間以上早いのですがコンスタントに練習しているし、1月に走ったハーフマラソンで2時間を切っているので不可能ではないタイムだと思いました。壮行会ではその目標タイムを宣言し、自分でも頑張ろうという気持ちになりました。しかしテンションが上がり過ぎたのか、当日の午前3時30分に目が覚めてしまい、そのまま眠る事ができず睡眠時間4時間で当日へ。

ハイアットリージェンシーにて

・当日はハイアットリージェンシーで待ち合わせて記念撮影をし、激励の言葉を頂きスタート地点へ向かいました。手荷物検査に時間がかかってしまい、かなり後方からのスタートとなってしまいました。スタート地点の手前で「あぁ、2年連続なんだ」と実感し、無事に完走できるようコースに一礼して9時32分11秒にスタートゲートをくぐりました。ハイアットリージェンシー前で旗を持ったTDJのメンバーに手を振り快調に走り出したのですが、1Km過ぎから右膝に違和感が出現。それは間もなく鈍痛に変わりました。我慢して走り続けていたのですが、その影響か15Km過ぎから腰も痛んできて足も上がらなくなってきました。今までにない経験でマッサージしながらのランニングなりましたが、16Km付近でTDJメンバーの応援で右膝の痛みだけは消えました。

☆ スタートし すぐに右膝 痛み出す 心配ないよと 笑顔でこたえる


16Km 品川駅付近にて

・その後も思うように走れず銀座で和光の鐘を聞き(ちょうど正午でした)、五街道の起点である麒麟像の手前の日本橋交差点を右に折れ、東京スカイツリーを右手に見ながら浅草へ。浅草は雷門を真正面に見る事ができる絶好の撮影スポットです。自分撮りしようとしていたランナーに「撮りましょうか?」と声を掛けお互いに撮影。途中で気付いたのですが、そのランナーはアジア系の外国人でした。思わぬ所で外国人とコミュニケーションでき、とても良い思い出になりました。

☆ 浅草で 休憩かねた 撮影は 異国の人との 良き思い出


アジア系外国人に撮ってもらいました!

・浅草を過ぎてから足が軽くなり、30Kmを過ぎた時点で3時間40分経過。目標タイムをクリアするにはかなり厳しい状況となってしまいました。せめて5時間は切りたいと思いペースを上げようとしましたが、膝をかばって走ったせいか腰の痛みがひどくなりペースを維持するのが精一杯。沿道から流れてくるZARDの「負けないで もう少し 最後まで走り抜けて」を今年も聴き気力で走り続けましたが、37Km付近で4時間30分が経過。残りの距離・時間・疲労度を考えると5時間を過ぎてしまう事が確実となってしまいました。最低でも5時間は切れるよう一生懸命練習してきたのに、それもクリアできないと思うと込み上げてくるものがありましたが、何とかこらえてコース最大の難所である上り坂の佃大橋へ。歩いているランナーがかなりいましたが、歩く事なく渡り切り40Kmを通過。スタートから4時間57分10秒でした。

☆ あと少し 体かたむけ 足を出す 気力勝負の 佃大橋

・がん研有明病院を左手に見ながら41.5Kmを通過、そろそろTDJのメンバーが応援している場所にたどり着くはず…と思いコース右側に寄って走っていると、3名のメンバーを確認。応援で背中を押してもらい、東京ビッグサイト東の交差点を右折。すると見えてきたのが「Last 195m」のゲート。このゲートを見て去年と同様「やっと42Km走ったんだ」という思いと「あとたったの195m?」という思いが交錯し、感慨深い気持ちになりました。

☆ 頑張れの 声に心が 支えられ 走り続ける ゴール目指して


Last 195m のゲート

・「Last 195m」のゲートをくぐると195m先に待っているのが「FINISH」のゲート。14時48分08秒にフィニッシュ!目標タイムはクリアできませんでしたが、無事に完走できた事に対し感謝の気持ちを込めてコースに一礼し、僕の東京マラソン2014は終わりました。

・今年は右膝痛と腰痛という事態に見舞われ、日々の練習の成果が充分に発揮できず悔しいフルマラソンとなってしまいましたが、自己ベストを更新して完走できた事はとても嬉しく思います。4時間台での完走は次のフルマラソンの目標としてとっておき、また日々の練習に精進したいと思います。今回は「千里の道も一歩から」「継続は力なり」という言葉を実感したマラソンでした。

[結果]
東京マラソン2014 5時間15分57秒
(東京マラソン2013 5時間52分54秒)

☆ 完走の 証しのメダル 首にかけ 再び走る 家族のもとに

・最後に、一緒に走ったTEAM DIABETES JAPANのメンバー、そして応援してくださったTEAM DIABETES JAPANのメンバー、職場の方、そして家族に厚く御礼を申し上げます。

ありがとうございました。


薬剤師 阿部宏志
(日本糖尿病療養指導士)
(神奈川糖尿病療養指導士)

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