TDJ活動レポート　2014年10月

タートルマラソン感想　2014年10月19日（日）

　毎年恒例のタートルマラソン。今年は初めて車いすでハーフマラソンに挑戦する患者さまと一緒に参加しました。
　その方がクリニックに初めて来院した時、日中に外出することはあっても運動はせず過ごされているとのことでしたが、お話していくうちに、過去に車いすで運動をしていたこと、またその運動を継続したかったが中断せざるを得なかったことをお話ししてくださいました。お話の中から、ご自身で生活の変化を求めているのではと思い、ちょうどエントリー中だったタートルマラソンのお話をするとすぐに興味を示してくださり参加してくださることになりました。
　今までは暇つぶしで外出していた時間も、外でのトレーニングの時間と変化したため、マラソン当日には熱心にトレーニングを重ねた体に変化していました。朝の気温の低さから比べるとマラソンスタート時間には気温も上昇。ハーフを走りきるには辛い状況だったと思いますが、頑張って無事ゴールされた患者さま。終了後のアンケートにあった参加理由に「自分の目標として」と答えてくださっていました。それを見て、私たちが日々行う療養支援により、患者さまの「変わりたい！」という思いを手助けすることができるのだと改めて実感することができました。