日本糖尿病協会

TDJ活動レポート

今年もウエルネスクリニックから4名がホノルルマラソンに参加しました。

Last Update:2014年12月1日

TDJ活動レポート 2014年12月

今年もウエルネスクリニックから4名がホノルルマラソンに参加しました。

平成26年12月14日(日)に開催されたホノルルマラソンに今回はクリニックから3名がフルマラソン、1名が応援の4名が参加しました。昨年は土曜日に出発し、日曜日に走って、その日の午後の便で帰国する弾丸ツアーでしたが、今回は1日のばして、月曜日の帰国にしました。スタッフは先に出発し、後で帰国しました。

平成26年12月13日(土);日本~ハワイ

午前中診療をして、午後福岡空港に向け出発、D航空に乗り予定通りにホノルル空港に到着。

今回のホノルルマラソンが例年と違うのは、Team Diabetes Japan(TDJ)の懇親会で、知人の親戚の方でホノルル在住の「7才で1型糖尿病を発症し、60年が経過、56歳のときにリリー50年メダルを授与され、ご自身がアメリカで優秀な糖尿病療養指導士として活躍しているジェーン・カドヒロさん」を紹介することでした。2003年のカドヒロさんを紹介された新聞記事を和訳して、懇親会のときに紹介し、ご自身にも自己紹介してもらうように懇親会の時に時間を取ってもらいました。

ホテルにカドヒロさんが車で迎えに来てくれ、一緒にTDJの懇親会に向かいました。今回はワイキキの中華レストランで開催され、全国から40名の参加者があり、カドヒロさんの紹介と自己紹介の後、南先生の挨拶、雑誌「ランナーズ」の今年のランナーズ賞受賞の報告があり、乾杯、食事会、各自の自己紹介とありました。狭心症がある方や車いすで初フルマラソン参加される方もいらっしゃいました。

ホノルルマラソン

ホノルルマラソン

12月14日(日)(ハワイ時間)

午前1時半起床、朝食をとり、走る準備をして、午前3時にホテルのロビーに降りて、TDJのメンバーも10名くらい集まり、集合写真を撮って、スタート地点に向かいました。小雨が降り、風も冷たく、ビニール性のポンチョを来て、防寒と雨に濡れるのを防ぐことにしました。午前4時から準備体操をして、写真を撮ったり話しをしてスタートを待ちました。午前5時花火とともに、今年のホノルルマラソンがスタート。雨が強くなったり、弱くなったりしながら、シャワーというよりは梅雨のようにシトシトと降り、冷たい風も強く、晴れ間の出ることもなく例年にないマラソンとなりました。高速道路の帰りではTDJのメンバーと声をかけながら、ハイタッチをしてお互いに元気をもらって、「マッチ売りの少女」のように一瞬の苦痛からの解放でした。応援のありがたさを感じ、これは病気の方のサポートにも通じるものでした。なんとか最後のダイヤモンドヘッドの上り坂も超えて、ゴールすることが出来ました。雨の中、各ポイントに立って誘導する方、エイドステーションで世話をされた方、企画運営をされた方達、いろんな人達のサポートでホノルルマラソンを楽しむことが出来ました。

ホノルルマラソン

ゴール後は完走Tシャツとメダルをもらい、バナナ、ベーグル、マラサダをもらい、ゴール手前500mあたりでTDJのメンバーの帰るのを応援しました。小学生のような子供、高齢者など、足を引きずったり、歩いたり、近くて遠いゴールを前にして、安堵と達成感の表情を見せながら多くの人が通り過ぎていきました。車椅子の荒川さんも競技用の車椅子ではなく、普通の車椅子でよくあのダイヤモンドヘッドの上り坂を上りきれたことに驚きながら、無事ゴールされました。当院のスタッフがTDJのメンバーとしても最後となり、TDJの旗の伴走を受け、全員ゴールすることが出来ました。

ホノルルマラソン

夕方は打ち上げをして、翌日12月15日(月)ホノルルを出発。朝の新聞にホノルルマラソンの記事があり、エントリーは30,000人でしたが、22,000人がスタートラインに立ったこと。当院の木村栄養士(73歳)が70~74歳代で1位になっていました。日付変更線を越えて12月16日(火)の夕方、福岡に到着、午後9時過ぎ、山口県柳井市に無事戻ってきました。ホノルルも今年は寒かったですが、日本に帰ると寒波のため、さらに寒くなっていました。今年もマラソンの紅白歌合戦「ホノルルマラソン」を完走できたことに感謝し、TDJを通して多くの方と知り合う機会ができました。みなさんも来年の目標として、少しずつ練習をして、ホノルルマラソンに参加されませんか?
アローハ&マハーロ!

ホノルルマラソン


ウエルネスクリニック
大久保 正士

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