糖尿病の三大合併症の一つ「糖尿病網膜症」は、日本人の後天的失明の原因第２位の疾患といわれています。
糖尿病によって失明に至ることのないように、糖尿病網膜症の起こる仕組み、検査や治療方法について学び、早期発見・早期治療に努めましょう。
平成日高クリニック名誉院長で、眼科の診療を担当されている村岡兼光先生に、解説をしていただきました。

2016年4月に改定された「診療報酬」。
今回の改定で具体的に何が変わり、糖尿病患者さんが支払う医療費にどのように関係してくるのでしょうか。
熊本県国民健康保険診療報酬審査委員を務められている福島英生先生に、詳しく解説をしていただきました。

福岡県の久山町では、長年にわたり人々の健康について追跡する調査・研究が行われてきました。
「久山町研究」と呼ばれる、この大規模な調査は標準的な日本人の生活習慣病をさまざまな手法で統計的に調査したもので、糖尿病についても多くの研究結果が得られています。どのような世代に糖尿病が多いのか、時代によってどう変わってきたのか、また合併症や悪性腫瘍‘認知症との関連、予防方法などについて、九州大学大学院の二宮利治先生に解説してし、ただきました。

1型糖尿病を発症し、そのことを受け入れられずに苦しい思いをしていたとき、ヨガを体験したことで精神の安定を得られたという深田祐加子さん。
深田さんにヨガとの出合いについて伺うとともに、多々あるヨガのポーズの中から幾つかご紹介いただきました。

7月23日、24日、「第4回日本糖尿病療養指導学術集会」が、京都にて開催されました。
今回のテーマは、「チーム力UP！―自分にできること　自分にしかできないこと―」。
糖尿病療養に関わるさまざまな職種の人たちが情報を交換し、相互理解を深め、療養指導のコンセンサスを共有し、国際的にも情報発信できるよう、さらなる高みを目指すものです。
今回の参加者は、約1400人。京都の暑さに負けないほど、熱気に満ちた学術集会となりました。
第4回を迎えた日本糖尿病療養指導学術集会の様子をご紹介します。