日本糖尿病協会

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【緊急注意喚起】間歇スキャン式持続血糖測定器「FreeStyleリブレ」センサーの 一部不具合発生と血糖自己測定(SMBG)を使った適正使用について

Last Update:2023年3月2日

2023年3月2日
一般社団法人 日本糖尿病学会
公益社団法人 日本糖尿病協会

2023年2月、アボットジャパン合同会社から、「FreeStyleリブレセンサー」(販売名:FreeStyleリブレ 承認番号22800BZX00212000)の一部製品が誤った高いグルコース値を示す可能性があるとして、対象となる製品の自主回収に関する通知がありました。すなわち、一部製品を使用して、誤って高く表示されたグルコース値に基づきインスリンの量を調整した結果、予期しない低血糖を生じるおそれがあります。当該センサーについてはアボットジャパン合同会社のwebページで確認することもできますが、FreeStyleリブレ使用中の方で、当該センサーを使っているのかどうか疑問に思われた場合には、同社のコールセンターでご確認ください。

日本糖尿病学会は2017年より「間歇スキャン式持続血糖測定器(isCGM):FreeStyleリブレに関する見解」をホームページ上に公表し、必要時には血糖自己測定(SMBG)を行って血糖値を確認する旨につき注意喚起しています。

つきましては、FreeStyleリブレの添付文書の使用上の注意に記載されていますが、FreeStyleリブレの測定結果と一致しない症状がある場合や、測定値の正確性に疑問がある場合には、血糖自己測定(SMBG)を行って血糖値を確認する必要があることを、改めて医療従事者から同製品を使用する患者さんにお伝えください。

また、患者の皆様は、FreeStyleリブレの測定結果とSMBGの測定結果に著しい差がある場合には、いったんFreeStyleリブレの使用を中止して、アボットジャパン合同会社のコールセンターに問い合わせるとともに主治医に相談するようしてください。

<アボットジャパン合同会社のコールセンターについて>

・患者さん・一般の方からのお問い合わせ
糖尿病関連製品 お客様相談窓口 TEL:0120-378-055

・医療関係者からのお問い合わせ
糖尿病関連製品 お客様相談窓口 TEL:0120-378-055

緊急注意喚起 PDFファイル

 

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