日本糖尿病協会と日本糖尿病学会は9月22日（金）、都内で報道各社向けにメディアセミナーを開催し、糖尿病医療におけるアドボカシーの重要性や日本糖尿病協会と日本糖尿病学会が取り組むアドボカシー活動を紹介。糖尿病のスティグマ解消のために必要な取り組みの1つとして糖尿病の呼称変更を挙げ、「ダイアベティス」を有力な候補として、今後1年程度の期間をかけて当事者や医療従事者、関係団体などと広く議論を進めていく考えを示した。

2023年7月22日（土）～23日（日）、国立京都国際会館において第10回日本糖尿病協会年次学術集会が開催されました。10回の節目を迎えた今回は、「つないだ10年 ひろげる10年～チームで学んで ゆたかな未来へ～」をテーマに、様々なプログラムが設けられました。
会場では、糖尿病医療に貢献した医療者を表彰する日本糖尿病協会賞の表彰式や受賞講演が行われたほか、本学術集会の特色である多職種参加型のスモールグループディスカッション、アドボカシー活動を議論するセッション、若手から未来に向けたメッセージを発信するセッションなども開催され、充実した内容となりました。
また今回は、国際糖尿病連合西太平洋地区（IDF-WPR）会議 2023/第15回アジア糖尿病学会（AASD）年次学術集会との同時開催となり、海外からの参加者との情報交換の場にもなりました。2日間で両学会合わせて2000人超が来場し、オンデマンド配信（8月1日～31日）の参加者を含めて約3500人が参加登録を行い、糖尿病医療や患者支援について学びました。