TDJ活動レポート 2024年12月
MAXはMAXだった…アツシさんに襷を繋いでコースアウトの直後、フラついて倒れそうになる。
走っている時は苦しいという感覚が麻痺していたのか…震えが…迎えてくれたいちごさんからコートを受け取り、マッサージマットへ一直線。
まるさんのケアで少し落ち着いた。
ウチのチームには名サポートに名トレーナーがいる。
彼らもまた闘っているのだ。
マッサージを受けた後は応援に回る。
途中経過…何と順位がどんどん上がっている。
華の4区のアツシさんの走りは圧巻だ。
30分で帰って来た、何かが乗り移った様な走りで襷はスプリンターの陽平へ、
はぇ~…10分で行ける…と冗談半分で陽平に言ったけど本当に10分で帰って来た、ごぼう抜きの走り。
襷は下田さんへ、彼は最初から闘志が図抜けていた。
見たところ人生で最高の走りをしているんじゃないか?
まるで命を削る様な凄い走りのまま襷はヤエさんへ…1型女性を代表して…。
メンバー全員がゴールに集合、今か今かと見守る。
来たぞ!
最後の力を振り絞る表情は闘う女…隣で見ていた1友の女性が思わず呟く…「カッコいい…」
ホント、ゴールの瞬間の両腕を空に掲げる姿はカッコよく美しかった。
みんなヤエさんに駆け寄る…実は私は涙ボロボロ、サングラスで隠れて気づかれなかったけどね。
2:47...凄い記録だ!
ランナー・スタッフ・トレーナー・サポーター…一丸で勝ち取った…これは我々だけの物ではない、全ての1型糖尿病と闘う仲間のものです。
正に全てを背負ってそれぞれが自分のMAXを出し切った。
そんな仲間達を誇りに思うのです。
ありがとう、みんなに会えて良かった。
Team diabetes Japan1型プロジェクト
増田 高也