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TDJ活動レポート

川崎国際駅伝〜闘いの始まり編 2024年12月8日(日)

Last Update:2024年12月17日

TDJ活動レポート 2024年12月

よく眠れた。宿泊先の横浜から会場へ二子新地駅に集合。
改札口の向こうでは仲間が待っていた。
中には初対面のメンバーもいるのにそれを感じない。
久々に会う家族の様だ。

ダベりながら歩いて会場へ、この時はまだリラックス。
あれこれ準備していると全国各地から応援に来た1友が続々と。前回は長野県の山奥で誰も応援に来れなかったけど今回は首都圏だけに応援が多い。

準備、アップ、時間が近づくにつれ口数が少なくなっていく…そうなる前に円陣。
スピーチは背負う事の大切さと重圧を知っている下田さんに指名。
「みなさん、健常者に憧れるのをやめましょう」…どっかで聞いた言葉に大爆笑、場が和む。
1型糖尿病を発病しなければもっと速くなれたんじゃないかと思うより素晴らしい経験ができ素晴らしい仲間に会えた…さぁ行こう!
テンションは最高潮だ。

カウントダウン…スタート!第一走者は智史さん。スタートを見届けてアップ。誰とも話したくないので雲隠れ。
集中力を高める…智史さん、第二走者のまなみさんの走りは見ていない。流石に日本最高レベルの市民駅伝だけあってトップの1kmラップタイムは2分台…“らしい”…。
最早周りを遮断してまなみさんを待つ。
来た!「根性見たり」予想より速い、智史さんとまなみさんの想いである襷を確かに受けた!
たった8.1km、されど重い8.1kmピッタリくっついているランナーがいて足が交錯しかける…がっ後のランナーの息づかいが脚を回すリズムにしっくり来る。スピードは落ちないし向い風もまだユルい。何か周りがスローモーションみたいで応援している1友の声もしっかり聞こえる。
不思議な程冷静。
全然息苦しくもない、最後の2kmでギアを上げる。しつこくついていたランナーを一気に突き離す。
タカさぁん!!の声援。
見えた!アツシさんが待ってる。
速かったな…でもアツシさんはもっと速いぜ!
襷をしっかり繋いだ、後は任せたぜぃっ!

 

Team diabetes Japan1型プロジェクト
増田 高也
 

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