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TDJ活動レポート

川崎国際駅伝〜プロローグ 2024年12月8日(日)

Last Update:2024年12月17日

TDJ活動レポート 2024年12月

1型プロジェクトはなくなったんですか?次のレースは?
…時々聞くけど、おいそれと簡単にチーム編成できない。
1型プロジェクトと言うからにはただ走って身内だけで楽しむチームではないからだ。
やるからにはフルマラソンなら最低男子サブ3.5女子サブ4で走れなくては1型糖尿病患者に夢を魅せられない。
メンバーを思い描いてその事をSNSで発信した。
すぐに反応があって3人から参加の意思。
「リザーブでもいい」…と熱意を語るユースケ、前回悔しい思いをしてリベンジしたいと語る下田さん、そしてフルマラソン日本一の智史…そして私。
参戦するならローカルではなくメジャーレースで…前回はリレーマラソンで2位だったけど順位よりもハイレベルな舞台で闘いたい。
川崎国際駅伝に決める。
今回は熱意を重視、先着志願制を基本に募集。
8人かぁ~…ただ今回は女性ランナーが二人ほしい…女性の1型患者も強くなれる事を証明したいからだ。
心当りの女性ランナーに連絡する「サブ4ではなくサブ3.5を達成して参戦したい」
その後のレースで見事サブ3.5を達成…強者だ…。
5人目はヤエさん。
6人目は考えた末に志願…志願も何もアツシさんは強制参戦だよ(爆)
7人目は前回メンバーの陽平が志願…よし!スプリンターが来た。
後ひとり…女性のランナーにしたいので難航、女性1型糖尿病ランナーをSNSで探しまくる。
ダメか…男にするしか無いのか…最後のチャンス、TDJメンバーが集まるかつしかふれあいランフェスタに賭ける。
会場入り…南先生が如何にも速そうな女性を紹介してくれた。「タイムは?」「サブ3.5を少し越える位」「TDJ1型プロジェクトで走ろう」「ハイ」8人目の女性が見つかった。
まなみさんだ。
こうして第二次TDJ1型プロジェクトは発足、その間半年。一次メンバーを揃えるのに2年近く掛かったのに比べれば…1型ランナーの進化は凄い。
早速メンバー全員のSNSや過去の練習履歴に目を通す。
やっぱ並以上に走っている…そりゃそ〜だ、1型ランナーがこれほどの記録を達成するのは生半可な氣持ちじゃ不可能だ。
更に内容を読み解く…どんな練習をしていて何処が強いのか?…駅伝のオーダーはただ並べればいい訳では無い。
それぞれ何が持ち味でどうすれば力を発揮できるのか?
軸である10km第一走者は智史さん、アンカーは1型女性患者の目に焼きつけたいからヤエさん、強さも兼ね備えているからピッタリだ。
ここ数年のレース開催の12月の川崎の気温・風の傾向を調べそれに合った走順…これなら最低2時間40分台は行ける!前回は1.5km交代のリレー方式で2:35、それを加味すれば前回に負けない布陣が完成した。
後は個々に練習のみ!
後はサポートメンバー…ひとりはすぐに決まった。面識がある人なので募集を掛けつつその人と性格が合う人を吟味…関東まで遠いけど来てくれるかなぁ…2つ返事で決まり。
レイコさんといちごさんだ。
そしてレースまで1ヶ月と少し…マッサージをやらせて…と言う1型のスポーツトレーナーのまるさんが手を挙げてくれた。
ランシャツは前々から相談していたけど何と日本糖尿病協会から二枚支給。
アメリカのDiabetes sports projectイギリスのdiabetes UKなどに少し近づいたのかな?
一方1型糖尿病SNS界隈では激励や観戦すると言ったありがたいお言葉…準備も万端もう怖いものなどない!
寒い松本から暖かい川崎へ移動、各メンバーも続々と現地入りしている。

 

Team diabetes Japan1型プロジェクト
増田 高也
 

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