近年、腸でつくられ、膵臓（すいぞう）にはたらきかけてインスリンを分泌させるインクレチンの一つ、GIPが注目されています。GLP-1に対し、かつては“忘れられた双子の一人”と呼ばれていました。
GIPが糖尿病治療に果たす役割とは？

手がこわばる、指がしびれる、指をしっかり握れない・伸ばせないなどの症状はありませんか？　
糖尿病のある人がなりやすい手の病気を知り、早期発見・早期受診を心掛けましょう。

加齢に伴い、筋力や認知機能、社会とのつながりが低下した状態を「フレイル」といいます。
多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。
今回は、老年医学を専門に研究される呂瑋達先生と飯島勝矢先生に、フレイルの原因と予防法について詳しく解説していただきました。

今、高齢者の糖尿病の治療では、「サルコペニア」「フレイル」の早期発見と対処の必要性が求められています。
ここでは、それらの予防につながる食事療法に焦点を当てて、宇都宮一典先生に詳しく解説していただきました。

糖尿病の合併症である糖尿病網膜症。
病状が進行した場合、手術治療が必要になります。
どんな手術をするのでしょうか。蒔田潤先生の解説です。

糖尿病のチーム医療に関わる人たちが一堂に集まる
「学びと交流」のイベントが、2023年7月に京都で開催されました。
2日間で60を超えるプログラムが行われ、約3500人が参加した熱気あふれる会場の様子をリポートします。（取材・文＝「さかえ」制作室）