2005年に阪神タイガース（以下、阪神）に入団した際に「1型糖尿病患者の希望の星になりたい」と話していた岩田稔さん。その言葉通り、インスリン治療を続けながらプロ野球選手としてマウンドに立つ姿を見せることで、多くの患者さんを励ます存在となりました。その岩田さんが17歳で1型糖尿病を発症した時、こころの支えとなったのは、1型糖尿病をもちながらメジャーリーガーになり読売ジャイアンツでも活躍したビル・ガリクソン投手の存在でした。それから21年がたち、岩田さんは、ガリクソン投手の名前を冠する「日本糖尿病協会ガリクソン賞」（詳細は11ページ参照）受賞という一つの目標をかなえました。21年シーズンをもってユニホームを脱いだ岩田さんに、ガリクソン賞への思いや16年間のプロ野球選手生活についてお話を伺いました。

感染症にかかりやすく、重症化しやすい糖尿病患者さんにとって、これからの季節は感染症、特にインフルエンザに注意が必要です。
その理由と治療、予防について感染症がご専門の林三千雄先生が詳しく解説してくださいました。

超高齢社会に突入したわが国では、「長生きする」だけではなく、「健康で長生きする」ことへの関心が高まっています。
国立高度専門医療研究センター6機関によってまとめられた日本人の健康寿命を延ばすための提言について、糖尿病と関連の深い内容を中心に解説していただきました。

お正月に食べるお雑煮には、地域の特色やそれぞれの家庭の味があります。
お雑煮の由来や各地のお雑煮をご紹介します。

皆さんこんにちは。群馬県立心臓血管センターで循環器内科診療をしている村田と申します。今回から6回にわたり、運動について連載させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。