超高齢社会を迎えた日本において、誰もが関わり得る「認知症」。認知症の症状や早期発見のポイント、発症や進行を遅らせるライフスタイルについて、解説していただきました。

糖尿病患者さんには欠かすことのできない血糖測定。血糖値を持続的に測ることができる機器が登場し、治療や患者さんの療養生活も大きく変わろうとしています。持続血糖測定の意義、得られたデータの具体的な活用例について、医師と協働でデータ解析・指導にも取り組まれている小出景子先生が解説してくださいました。

玄米は、栄養豊富で、さまざまな健康増進効果があります。玄米食について多くの研究を続けてこられた益崎裕章先生が、これまでの成果と共に、玄米の効能を詳しく解説してくださいました。

糖尿病は、血糖値を良好に保てば、糖尿病のない人と変わらない生活を送ることができます。しかし、誤った知識や情報により、糖尿病患者さんが不利益を被ることも少なくありません。日本糖尿病協会と日本糖尿病学会は合同で、糖尿病の正しい理解を促進する活動を通して、糖尿病があっても安心して社会生活を送ることができる社会づくりを目指して、アドボカシー活動を行っています。今回は、山田祐一郎先生にこの活動についてご解説いただきました。

COVID–19は世界中で感染拡大しており、感染してもほとんど無症状な方から非常に急速に重篤な肺炎を起こして亡くなる方まで、症状の出方が人によってバラバラであることが、より一層この感染症のコントロールを難しくしています。中国からの報告では、せき、熱が主な症状で、下痢などの症状は比較的少ないようです。たんを伴うせきは3分の1ぐらいで比較的空ぜきが多く、症状が出始めた頃に発熱するのは4割ぐらいですが、ほとんどの例でその後入院してから発熱しているようです。