糖尿病の血液検査といえば「血糖値」「ヘモグロビンA1c」はおなじみだと思いますが、「グリコアルブミン」という検査項目もあることをご存じですか。この「グリコアルブミン」によってどのようなことが分かるのか、どのような場面で有効に活用することができるのか、詳しく解説していただきました。

統計上、過去2番目の早さで全国的な流行期に入った2019-2020シーズンの季節性インフルエンザ（以下、インフルエンザ）。糖尿病患者さんは感染症にかかりやすいため、注意が必要です。インフルエンザにかかってしまったときの適切な対応方法を知っておき、重症化や他の人への感染を防ぎましょう。

糖尿病の三大合併症の一つ、糖尿病腎症。進行すると透析を受けることになり、生活の質（QOL）も大きく損なわれます。大事な腎臓を守るために普段からできることは、生活習慣に注意をすることです。今回は、腎機能を保つ生活習慣として、管理栄養士、健康運動指導士の先生方から食事面、運動面でのアドバイスをいただきました。

糖尿病患者さんが在宅医療で使用する機器などの中には使用後、廃棄するものがあります。これらの在宅医療廃棄物は正しい方法で廃棄しなければ、危険な事故につながることもあるため、日本糖尿病協会では在宅医療廃棄物の廃棄ルールを分かりやすくまとめたリーフレットを制作しました。今回は、このリーフレットを基に在宅医療廃棄物の適正な廃棄についてご説明します。

4年目を迎えた「糖尿病とおいしく生きようプロジェクト～いきいきライフクッキング～」。2019年は全国20カ所で開催されました。その中から、世界糖尿病デー当日の2019年11月14日（木）に開催された岐阜会場の様子をお伝えします。（取材・文＝「さかえ」制作室）

2019年11月4日（月・祝）、日本イーライリリー株式会社本社（兵庫県神戸市）にて、第17回 リリーインスリン50年賞 表彰式が開催されました。この賞は、インスリン治療を50年以上継続されている糖尿病患者さんの長年の努力をたたえることを目的に、1974年に米国で設立された賞です。わが国では03年に表彰が開始され、前回までに142人が受賞されています。今回は過去最多となる30人が受賞。そのうち20人が、主治医や家族の方々と共に表彰式に出席されました。

お薬に関する「言葉」
ちょっとした頭痛から、命に関わるような重篤な病気まで、お薬はわたしたちの健康を助けてくれる頼もしい存在です。
しかし、これほど身近な存在でありながら、お薬に対してとっつきにくい印象を持たれている方も多いように感じます。きっと皆さんの中にも自分が使用しているお薬のことをよく知らない方や、お薬について知ろうと薬剤師に聞いてみたり、説明書を読んでみても、表現が難しくてよく分からないという方もいらっしゃると思います。
そのような方のために、少しでも分かりやすくお薬に関する「言葉」を紹介し、解説していきたいと思います。第1回目は、「副作用」がテーマです。