「ポッコリおなかが気になる…」とお悩みの方も少なくないと思います。今回は、脂肪のうち、メタボリックシンドロームで注意したい内臓脂肪に注目し、内臓脂肪がつきやすい食習慣と、つきにくくする食生活の工夫について教えていただきました。

肝がんの主な原因は肝炎ウイルス感染や多量飲酒とされていましたが、近年、糖尿病や肥満、メタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群：メタボ）に伴う脂肪肝から肝硬変、肝がんへと進行するケースが注目されています。
「沈黙の臓器」とも呼ばれる肝臓では、脂肪肝になってもすぐには症状が現れないため、肝がんへの進行を予防するには早期発見・早期治療が重要です。
肝臓専門医である角田圭雄先生に、詳しく解説していただきました。

血糖自己測定器は、糖尿病患者さんの良好な血糖コントロール維持や合併症予防に役立つ重要なツールです。しかし、取り扱い方を誤れば正確な測定値を得られなくなり、せっかくのツールも有効に活用できなくなります。患者さんのための適正な糖尿病医療に向けた取り組みを行う日本糖尿病協会 糖尿病医薬品・医療機器等適正化委員会の方々に、血糖自己測定器の取り扱いに関する注意事項を解説していただきました。

2018年9月に発表されたわが国の17年度の概算医療費は初めて43兆円を超えました。高齢化の進展や医療の高度化などによって増加の一途をたどる国民医療費の抑制、そして国民の健康寿命延伸のために、在宅医療への転換や予防医療の拡充が図られ、全国各地域において医療機関のみならず、多くの職域の方々が住民の健康増進に寄与すべくさまざまな取り組みを行っております。今回は、岐阜県内においていち早く糖尿病の発症予防や療養指導に関する多職種連携の仕組みを構築された武田純先生、地域の皆さまにお薬を届けてくださる医薬品卸・薬局の3社の皆さんにお集まりいただき、世界糖尿病デーの啓発活動をはじめとする地域住民の健康支援の取り組みについてお話しいただきました。

10月～11月は、その年に収穫されたブドウで作られた国内外のワインが解禁日を迎える「新酒（ヌーボー）」の季節です。ワインエキスパートの資格を持つ糖尿病専門医の田中永昭先生に、すてきなワインの楽しみ方を教えていただきました。

初めまして、滋賀県湖南市にある甲西（こうせい）リハビリ病院に勤務している薬剤師の酒井孝征と申します。リハビリ環境で勤務する薬剤師がいることは珍しいでしょうか？また、糖尿病治療専門施設ではない所に勤務しているのに糖尿病の雑誌に執筆するのは変でしょうか？連載1回目でいきなり「誰やねん？」と思われている方が多いと思いますので、自己紹介をさせてください。