超高齢社会を迎えたわが国では、高齢者が可能な限り住み慣れた場所で自分らしい暮らしを継続していけるよう地域全体でサポートするシステムの構築が進められています。
増加の一途をたどる高齢糖尿病患者さんの療養支援のあり方について、地域医療と介護の連携を中心に、柴輝男先生に解説していただきました。

一つの薬の中に2種類以上の成分を含んだ薬を「配合薬」といいます。
最近よく使われるようになったため、服用中の患者さんもおられると思います。
配合薬にはどのようなものがあり、また、どのような効果が期待されているのでしょう。
東京大学医学部附属病院薬剤部の小久江伸介先生が糖尿病・循環器領域の配合薬について詳しく解説してくださいました。

日本糖尿病協会（以下、日糖協）では、毎年日糖協の活動を通じて、わが国の糖尿病対策に貢献された方々を表彰しています。
2017年度の各賞受賞者を、受賞の言葉とともにご紹介いたします。

日本糖尿病療養指導学術集会（以下、学術集会）は、わが国の糖尿病療養指導に携わる医療者が職種の垣根を越えて療養指導のコンセンサス獲得を目指す場として、2013年に始まりました。第5回を迎えた今回、全国各地から1500人超の方々が参加した2日間の模様を、ダイジェストでお伝えします（取材・文＝「さかえ」制作室）。

槇野博史先生が、学会などで訪れた先で自ら撮影された印象的な風景を紀行文と共にお届けします。

この連載では、運動を生活の中に取り入れていただけるように、「こんな運動があるよ」とアイデアを伝え、「運動のコツはこれ！」とアドバイスをしていきます。そして「継続は力なり」をモットーに、一緒に運動療法に取り組んでいきましょう。

わたしの生活は2016年12月22日の受診の際に、主治医の穏やかな声色の「インスリンを使うと楽になりますよ」の一言から激変しました。疲れやすい体、浅い眠り、体重の激減など心身への漠然とした不安解消へ向けて、糖尿病との静かですが、面倒な闘いが始まりました。その最前線は日常生活の隅々にまで広がっています。たわいのない、小さな変化とどう付き合うのか。新たな不安を交えた日々の変化を淡々とつづらせていただきます。