インフルエンザをはじめとする感染症が流行する季節になりました。
糖尿病患者さんの場合、これらの感染症を引き起こしやすく、かかった場合は重症化しやすいので特に注意が必要です。
今回は、感染症に詳しい愛知医科大学病院感染症科の三鴨廣繁先生と小泉祐介先生がたいへん分かりやすく解説してくださいました。
あらためてインフルエンザと糖尿病について学び、予防を徹底してこの冬を健康に乗り切りましょう。

世界に先駆けて超高齢社会となったわが国で、高齢者の医療や介護を考える上で注目されている「フレイル」と「サルコペニア」。
糖尿病患者さんが長く健康な人と変わらない生活を送るためにも非常に重要なポイントとなるこれらの概念について、分かりやすく解説していただきました。

こたつやヒーター、湯たんぽやカイロなどを使う機会が多い冬季に、糖尿病患者さんが特に気を付けなければいけないのが、「低温やけど」です。 普通のやけどとの違いや予防方法、低温やけどを起こしてしまったときの対処方法などについて、詳しく教えていただきました。

糖尿病だから、お正月料理は食べられないと思って諦めてしまう方もおられるのではないでしょうか？
今回、糖尿病患者さんにも安心な、おいしいレシピを料理家の楠部ひさ子さんが紹介してくださいました。
どこかなつかしくて、やさしいお正月料理に舌鼓を打ちながら、「お正月を味わって」ください。
して、新たな気持ちで一年を迎えましょう。

日本糖尿病協会は、若い世代の糖尿病への関心を高めるとともに、糖尿病療養支援の一端を担う管理栄養士や栄養士の育成の一助となることを狙いとして、２０１４年から「チャレンジ！　糖尿病いきいきレシピコンテスト」を主催しています。 16年10月９日（日）、大妻女子大学千代田キャンパスにて行われた第二次審査（最終選考）と表彰式の模様をお伝えします。