日本糖尿病協会

最新のお知らせ

日糖協は公益社団法人に移行しました。

Last Update:2013年4月1日

公益社団法人移行のごあいさつ

 日本糖尿病協会は、本年4月1日から「公益社団法人日本糖尿病協会」として新たな一歩を踏み出すことになりました。
 当協会は、糖尿病患者さんだけでなく、彼らを支援する医療従事者、さらには一般市民の皆さんが団結して、糖尿病の抑制に取り組む団体です。これまで「正しい知識の普及啓発」「糖尿病患者と家族に対する療養指導」「国民の健康増進に寄与するための調査研究」「国際交流」の4つの柱を事業目的に、50余年にわたり活動して参りました。
 このたび、糖尿病の領域で高い公益性を持つ団体として認定を受けたことは、会員とともに展開してきた活動が、患者さんはもとより、広く一般市民に対しても有益なものであったことの証明であり、これまで当協会の活動にご協力いただいたすべての皆様に、改めて感謝する次第です。
 近年、当協会では「日糖協登録医・療養指導医制度」「日糖協歯科医師登録医制度」の整備や地域の糖尿病療養指導士の活動支援、「糖尿病療養手帳」の発行や新しい療養指導のツールである「糖尿病カンバセーション・マップTM」の普及活動、糖尿病の治療薬の市販後調査の実施など、特に患者さんの療養支援につながる事業に力を入れています。こうした取組みは、医療連携を促進し、患者さんが日本中どこにいても質が高く最適な糖尿病治療を受けられる環境整備につながるものです。増え続ける糖尿病を抑制するためには、子どもから働き盛り世代、熟年世代まで、あらゆる世代に向けた予防や正しい知識の啓発を行うとともに、こうした糖尿病の医療環境の一層の充実が求められます。
 日本糖尿病協会は、社会的責務を負う公益法人として、今後も様々な視点から日本の糖尿病対策に貢献していきたいと考えています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

公益社団法人日本糖尿病協会
理事長  清野 裕

このページの先頭へ