学校や保育所での糖尿病の ある子どもに対する教職員のグルカゴン点鼻粉末剤 (バクスミーⓇ:日本イーライリリー株式会社)使用が認められました。日本糖尿病協会ではかねてから教育現場での本人・家族以外の教職員による投与を可能とするよう厚生労働省に要望しておりましたが、1月25日に、こども家庭庁と文部科学省から全国の関係各所に事務連絡文書が発出されました。
今回の要望が受け入れられたことは、糖尿病のある子どもをもつご家族の不安を軽減するものであり、病気があっても他の子と変わらない生活を送る可能性を大きく拡げるものです。
使用が認められるための4つの条件が事務連絡にて示されていますので、あらかじめ主治医や学校と相談しておいてください。
学校等における重症の低血糖発作時のグルカゴン点鼻粉末剤(バクスミーⓇ)投与について(令和6年1月25日 こども家庭庁・文部科学省 事務連絡)