日本糖尿病協会

小児糖尿病キャンプ詳細

沖縄県小児糖尿病サマーキャンプ「ハッピーサマークラブ」

Last Update:2017年2月15日

沖縄の小児糖尿病サマーキャンプは2016年8月で39回目を迎えます。対象は18歳以下の糖尿病のある患児で、例年15人ほどが参加します。毎年海水浴を行い、灼熱(しゃくねつ)の太陽の下で走り回ります。台風に見舞われることもあるのは、良くもわるくも沖縄らしさです。最近のキャンプで一番印象に残ったのは、インスリンポンプを装着した患児がポンプを着けたまま海に入ったことです。
本当に慌てました。県内各地に点在し、直接出会うことがまれな患児たちにとって、キャンプを通して知り合い、お互いの経験を共有することが支えになればと願っています。また、糖尿病は食べすぎや運動不足といった負のイメージが強く、心無い言葉や間違った指導を受けることも多々あります。キャンプが多くの方にとって、小児糖尿病を知る機会になることを目指しています。より多くの方に小児糖尿病を知っていただき、協力の輪が広がることを願います。

琉球大学大学院医学研究科
内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座
(第二内科)
難波 豊隆
竹本 のぞみ
益崎 裕章

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