皆さんが「運動療法」と聞いて、思い浮かぶ運動は何でしょうか。ウオーキング、ジョギング、自転車、水泳…などが多いでしょうか。いわゆる有酸素運動は以前から勧められていて、皆さんもよくご存じだと思います。でも、実は最近では、筋力トレーニングなどのレジスタンス運動の必要性・有効性が明らかになってきていて、今の運動のガイドラインでは、有酸素運動とともに、禁止されていなければレジスタンス運動も必ず週２回はやりましょう、ということになっているのです。けれども、そのようなことを知っている方はあまり多くなく、実際の実施率はかなり低いと考えられています。そこで、今回は有酸素運動とともに、レジスタンス運動が重要視されるようになった現在までの経緯や、具体的なやり方を中心に、説明していきたいと思います。

糖尿病のある人は日々ご自身の足（脚）を観察し、ケアすることが大切だといわれています。
それは、なぜなのでしょうか。
患者さんの足（脚）を守るための予防と治療にご尽力されている寺師浩人先生に、その理由をお話しいただきました。

なんとなくだるい…、
元気が出ない…、そんなとき、
「仕事で疲れているせいだろう」「もう年だから仕方がない」
と思ってやり過ごしていませんか。
女性だけではなく男性にもあるという「更年期障害」について、古川慎哉先生に解説していただきました。

皆さんはこの年末年始をどのように過ごされますか？
年末年始は、いつもの日常とは異なり、生活リズムや食生活が変化することも少なくありません。
いつも食事の管理や規則正しい生活を心掛けている糖尿病患者さんが、そんな年末年始をどう過ごせばいいのか。
糖尿病療養指導に当たられている看護師の古賀寛子さんが年末年始の過ごし方について説明してくださいました。

血糖自己測定に関連する機器にはいろいろな種類がありますが、いずれにおいても正しい使い方を理解し、機器が正常に作動できるよう注意する必要があります。
糖尿病患者さんが正しく血糖自己測定を行い、その結果を血糖コントロールに生かしていくために重要な点を解説していただきました。